超レア!!

3ゴングの美音豪華ドイツ製掛け時計(wc-067)

 

 

ドイツ製の時計でもめずらしい15分打ち、そして3本ハンマーの和音で時刻を知らせる希少な掛け時計が入荷しました!ケースの彫刻も非常に豪華で均整の取れたデザインですね


 通常ドイツの古時計というと音を出すためのゴングとハンマーはそれぞれ1本になっています。アメリカや日本の時計もそれに倣っていますのでほとんどが1本の渦巻き鈴で時刻を知らせていました。こちらの時計は3本の音色の違うゴングを用意して時報が和音になって出てくる設計になっています。

 

音にこだわりを持たせたというのは、さすがヨーロッパというところです。また15本ごとにはキンコーンという音が鳴り、15分にはそれが1回(キンコーン)、30分には2回(キンコーンキンコーン)、45分には3回()、正時には時間の回数だけ音が出る仕組みになっています。頻繁に鳴って賑やかなようですが、ケースの木に上手に響きが伝わって柔らかな音として出て来るため、決して耳障りではないと思います。

 

時計のテーマ 美音豪華


 ケースはウォールナットが使用されています。ギボシに一部補修が見られます。文字盤は金属製で状態は良好です。ガラスは2面、上部のラウンドカットガラスと振子の前方にあるガラスがあります。ケース左右の覗き窓は木製のカバーになっています。

 

機械は分厚い真鍮プレートにはさまれた古いタイプです。ゼンマイが香箱に入っている高級機です。機械にはハンマーの当たり具合を調整するネジ2本も付いています。こういう機械も珍しいですね。現在店頭にて元気に動作しています。ゼンマイ式。左が打方、右が時方です。一週間巻き。鍵が付属します。お渡し前には再度注油をいたします。