黒塗りの2本分銅

バイオリン型ビエンナ掛け時計(wc-066)

 

 

バイオリン型として名高いオーストリア2本分銅ビエンナです。分銅の重さが動力になり時計と音を鳴らします。バイオリン型は柔らかな女性のような滑らかな曲線が特徴で、こちらの時計も幅が狭く奥行きも薄いため非常にスタイルの良い落ち着いた時計になっています。


 ケースは木製で全面と両横にガラスが入っています。ケース塗装やギボシ等のオリジナリティは不明ですが良いコンディションを保っています。文字盤はホーロー製で秒針がある型です。数字が手書きのごく古い時代のものは希少です。

 

時計のテーマ バイオリン型


機械は分厚い真鍮プレートにはさまれた古いタイプで、分銅をぶら下げるワイヤーを巻くスプールが2つあります。こちらも現在良く動作しています。分銅は2本、1週間巻き。正時に時間数と半に1回だけ鳴るようになっています。巻き上げクランクが付属します。お渡し前には再度注油をいたします。